2020年1月29日水曜日

酒不飲....猿二鴨似



模倣文化国家

コリアンの日本学者は必ず言うらしい。
倭国を褒めれば親日という事で我が身が危ないし、
なんでもコリア起源説なる夜郎自大だし、
そもそも都合の悪い事は須らく倭国が悪い!日帝支配の悪しき残穢
とさえ言っていれば、全てが片付く。

他の優れたもの(優れていそうなもの)に学ぶのは
正しい処し方だし、別にコリアンを真似たわけではない。
半島は単なる通り抜け用のがらんどうなトンネル。
かと言って本家の中華を丸呑みした訳でもない。
形だけを取り入れて其れらしく文化圏の一員のフリをしていただけ。
その限りでは、コリアンは優等生だが、
倭国は換骨奪胎型文化模倣の優等生
宦官、纏足みたいなおぞましいものを模倣しなくて良かった!


万葉仮名について書こうとしています。
速い話が表意文字を表音文字として自由自在に扱おうとした
チャレンジングな試みが、万葉仮名。
万葉集は五千首弱の数世紀に及ぶ作歌集ですが、
長い時間の営みのなかでの漢字システムの換骨奪胎のやり方が、
千差万別多岐多様
この試行錯誤の果てが、仮名文字であったことは論を待たない。

倭国は科挙(上級国家公務員試験)を採用しなかった。
理由は定かではないが、仮に採用していれば、
仮名文字文化は生まれなかったに違いない。
偉くなるためには漢字(漢文)を山と覚えなくちゃならない訳で
三十一文字を詠じたり、源氏物語を読んだりする暇はない。
そうは言いながら官僚たるもの最低限の真名(漢字)は書けるし、
書き下しならば読むことも出来ました。
しかし...喋れない(^.^)
外国語習得の欠陥は、
今に始まった事ではなく、倭文化の伝統なんですよ。
チョコっと入試制度変えれば喋ったり、聴き取れたり出来る
ものではない!

今日のお題は、万葉集の極私的引用です。
大伴旅人(黄昏の名族の統領で家持の父親)の連作からの
一首のさらに一部
いくつかの換骨奪胎方法を駆使していますが、
まあ読めれば判りますが...読めない可能性もあります。
当世風に訳せば(ほぼ直訳)

酒を飲まない奴は猿に似ている


なんとも下戸には失礼な言い方ですなあ
アタシはもう少しエレガントな言い回しをします

食事の際に水しか飲まないのは蛙と同じ

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