2022年5月8日日曜日

八月革命

 さる憲法記念日にはあちこちで色んなイベントがあり、民意かどうか定かではないアンケート結果があり、、、、なんだか輿論ではなく世論でムードが作られています。





憲法改正についてあなたの賛否は?


こんな人を馬鹿にしたアンケート設計はないだろう

なにをどう変えるのかって具体的に明示しないアンケートに回答するような又回答を求めるような知的水準にはついていけない(^^)



なもんで多少参考になるかも知れない事を書いてみたい。

事の発端には「多少」の違いはあるがファシズム政権が国を滅ぼした獨逸国と倭国

当時世界で一番民主的と言われたワイマール憲法がヒトラーを産み、かたや大正デモクラシーが軍部の専横を生み出した。

大戦後その反省に立って其々が新しい憲法を創り出したのだが、、、実は日本国憲法の方が三年ばかり早く公布施行された。

はっきり言えば拙速だった。

誤解を恐れずに言えば占領統治が多少長くなっても良いからドイツ基本法を横目に見ながら新しい憲法を練り上げてもよかったかも


憲法改正すべき点は多々あります(順不同ながら)


永久条項(改正ができない)

硬直改正条項(現行の改正ルール)

普通条項(現行ルールから国民投票を削除とか)、、、の区分を明確にすべきであり、なにもかも改正に高いハードルを設けるべきではない。ドイツ基本法も結構たかいのだが(国民投票を必要としないが議会の特別決議)なんとまあ数十回の憲法改正が行われているらしい。

日本国憲法にも永久条項に近い概念なり表現はあるが、解釈改憲が得意技なんだから危なくて仕方がない。


憲法裁判所をつくれ!とまでは言わないが、統治行為概念排除を明文化せよ。

三権分立なんだから、ある部分の違憲判断はしませんなんて、、、あっていいものか?

その意味で「三権分立」なんてまやかしに近い。


司法は正義の最後の砦なんだから最高裁判事は国会の特別決議による同意人事にすべきであり、加えて怪しげな判事は国民審査で「容易に」排除できるようにすべきだ



だからアタシに憲法改正の要否や適否を問われれば、


憲法改正条項

司法に関する章


と間髪入れずに答えます。


0 件のコメント:

コメントを投稿