2022年5月14日土曜日

フィンランド化の行方

 あまり良い意味では使われない外交概念用語

ウィキの項の記述を引用するに、、、


第二次世界大戦後冷戦下で、フィンランドのように議会民主制資本主義経済(自由主義経済)を維持しつつもソビエト連邦(ソ連)の意向に反しないよう進められた対外政策



しかし、毅然とした屈服とも高貴な面従腹背とも理解され事大主義とは一線を画す。超大国の有形無形の圧力を絶えず受ける軍事的小国のアートのような「生き様」

まずもって研究し参考にすべきが誰であるかは殊更に口には出さない。




ウクライナ侵攻が、狂気か野望か誇大妄想か恐怖のなせる技かはさておくし、大義がどちらか?も論じない(単純なはなしで勝てば官軍)

しかし世界中に敵を作ってしまった事は確か。

外交の要諦は皆んなと仲良くする事ではなく、敵は決して味方にはならないのだから、せめては中立は中立のまま、決して敵にはしない事なんだが、、、真逆の事態になりつつある。



西はもとより北にも仮想敵国をつくりかねない。

南もカザフスタンとウズベキスタンはウクライナ支援を表明という驚愕の事態。

さて....東はどうなるのだろうか?


憲法解釈上疑義はあるが集団的自衛権も容認されると解釈変更を公式に表明したのが極東の島国。

アメリカンの傘だけでは心許ないし、いざ本降りになった時にはさしかけてもらえないかもしれない不安もある。

かといって欧州諸国がウェルカム❣️と言うかどうかは解らない。NATOの仮想敵国はロシアだが、北鮮や中共とまでことを構えたいとは思い難い。

唐突な話だし、国民的な議論が煮詰まるまでは数年はかかるが、国防に関してリアリティある議論には慣れていないし、まあ合意形成は無理かも。


とりあえずは国防予算の拡充を図ることだが、、、財源の裏付けはないし、効果的効率的に装備拡充がやれるかどうかも、、、


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