能楽は、、、
一人芝居
ミュージカル とかなんとか初心者には面白おかしく説明してきたのだが、あまり胸に響かないようだ。
ならば「エクソシストミュージカル」と銘打ってみようか(^^)
数多くの演目パターンがあるのだが、一般的に「能」とイメージされるのが複式夢幻能
名所旧跡を訪ね歩く諸国一見の旅僧
あたりの里女にガイドを頼んだりして、、、その地で野宿。
深更におよび「なにやら」があらわれいでる。
問うに、この世に恨みや未練、、さまざまな煩悩を抱え成仏出来ない苦悩やストレスを僧に訴える
そこで、旅僧は法華経のマンダラを呪し、煩悩の呪縛は退散し、晴れて弥陀の浄土へ、、、
要するに「悪魔祓い」なのです。悪魔とは言わずに、物怪、怨霊と言いますが、似たようなもの。
ヒカルくんの正妻である葵上は、六条御息所の生霊に取り憑かれて死ぬか生きるかの境い目。
祈魔師の照日巫女や横川聖が駆り出されて、なんとか退散、、、って筋書はエクソシスト映画のプロットさながら。
写真は、生霊の正体をみせる前の六条御息所が、病み伏せる葵上(床の着物が偶します)を打擲しようとするシーン
生前より式子内親王は定家との身分違いの恋をうだたく思っていたが、死後も定家に纏わりつきまた纏わりつかれ、我が身の浅ましさと業に苦悩するのだが、仏力により一旦は心が晴れるのだが、、、愛欲の煩悩は灰になってもというとおり、、、、これまた悪霊は簡単には滅びずに続編を期待させます。
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