ちょっと洒落た話し。
登場人物は武田信玄と・・・徳川(松平)家康か上杉謙信かは漠然としない。
そもそも実話かどうかも定かではない。
19世紀初めの文献には登場する俳句ですが、その背景が面白い。
ある年のお正月とも、三方原の合戦に惨敗した際とも・・・
武田から送られてきた一句
松(平)枯れて 竹(武)類なき あしたかな
まあ、家康にとっては気分の悪いことです(笑)
しかし、知者はどこにでもいる。
松かれで 武田首なき あしたかな
とさらりと言い返す。
一般的に言われているのは「お正月での徳川と武田のやりとり」
上方では不人気な門松もお江戸人気はこのエピソードに始まるとされる。
従って、正しい門松とは
竹はあくまでも青々とした青竹
松はマツクイムシにでも食われた枯松を使うのが吉例
でも、野暮とバケモノしかすまない箱根の向こうは、そんな教養のかけらは微塵ともない(笑)
まあ、句読点は難しいってお話です。
あしたは正月の元旦・・・っていうか元旦はお正月に決まっています!
まもんで、その祝祭空間にふさわしく・・・
のどかなる はやしにかかる おにわまつ
でも、ちょっと角度を変えると・・・
のどが なる はや しにかかる おには まつ
ほんとうに今日で最後です。
では、来年も良いお年を(笑門福来)
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