2015年2月20日金曜日

インバウンドマーケティング




倭国に来訪する外国人の数は1300万人強。
仏蘭西国の8000万人にはおよびもつかないが、
極東の島国ってことを思えば関係者の不断の努力・・・っていうより、為替の影響かも(笑)
いくら円安でも、コンテンツに魅力がないと、ヒトザルは集まらない。
円安が下支えしているうちに、より良いコンテンツ開発をやらないと、潮目が変わった時が恐ろしい。
いまや、経済効果は2兆円とも試算されます。


傍若無人で嫌われやすいチャイニーズだって、240万人も来訪。
爆買金額は、3000億円以上とも・・・
背に腹は変えられない。
それに一時の慰安や享楽しか提供しないギャンブルやゲームが支える経済よりは
はるかにマシである。
いまや「インバウンドマーケティング」こそが、国内消費の大きなトレンドである。


しかし「お買い物」しかコンテンツがないのも哀しいことだ。
メディカル・ツーリズムって・・・今の医師会の岩盤規制下じゃ、展開のしようがない。
観光遺産も代わり映えがしない。
自然遺産は劣化の一途
文化遺産は・・・失礼ながら、あの連中の知的水準には似つかわしくない。
クールジャパンで、コミックやヨシモトに頑張ってもらうしかない。


ちょっと古い統計がありました。
都道府県別観光ランキング(2009年)

1 北海道 78.1
2 沖縄県 65.2
3 京都府 64.0
4 東京都 53.6
5 奈良県 52.4
6 大阪府 47.1
7 長崎県 46.1
8 福岡県 44.3
9 長野県 43.6


39 徳島県 30.6
40 鳥取県 29.9
41 福島県 29.7
42 滋賀県 29.2
43 佐賀県 28.7
44 栃木県 28.4
45 群馬県 27.4
46 埼玉県 21.8
47 茨城県 21.5

まあ、さもありなんって感じです。
ただ言えることは、資源の有無・大小もさることながら「やる気とか意欲」です。
外国人観光客の来訪頻度と概ね連動します。

ダメなのは「北関東」ってすっごく共感しますなあ(笑)
上方知的人とはいえ、群馬と栃木の位置関係に相変わらず確信が持てず、
その確信のなさが関西人の共通意識・・・って、土壌をなんとか打破したいって気持ちが
感じられない以上は、まあこの惨状が続きます。

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