2015年2月8日日曜日

加治将一なる存在





彼って「本業」はこっち(コイン収集家)なのか?


10年単位で蓄財(資産保全)に最有力なのは「クラッシクカー」
しかし、有事にもって逃げるわけにもいかず、そうなれば

アンティークコイン
切手(スタンプ)
宝石(ジュエリー)   なんかに軍配が上がる


価値があるのはみんなが価値があると思うからであって、趣味嗜好が将来とも
変化しないことを祈念します。
どれもこれも興味が無いが、コインには「古美術的な価値」は感じないわけではない。
地金型金貨なんか面白くもなんともないが・・・
彼的には、アンティークコインが一番らしい。



彼のもうひとつの顔は「陰謀論的歴史小説家」
最近刊行された(文庫化された)シリーズ物を眺めながら・・・沈思黙考するに




○○民族って言葉
なんか危険なエモーションを書き立てる言葉。
言葉は神とともに最初にあり、理性に訴える。
加えて、視覚(国旗とか)聴覚(国歌とか)なんかのセットとなれば
冷静な治世や論理でも抗しがたい。

しかし「民族」とは意味不明な不可思議な概念である。
特別に人種区分があるわけではなさそうだ。
遺伝子レベルで定義するよりも「我々意識」で決まる問題である。
日本人の定義といえば「日本国籍を有するもの」なんでしょうが・・・
理性がそう思っても、感情は別のことを考える。

イスラエル国の「帰還法」では、ユダヤ人の定義は・・・

ユダヤ人の母から産まれた者
もしくはユダヤ教に改宗し他の宗教を一切信じない者   とされる。

けだし、日本民族の定義(一般的にイメージされる)もそれに近い。
まずは「日本教」を信じるものが日本民族なのですよ


ブラックホールのように膨張する漢民族のことを考えています。
蝸牛庵的には中国文明とは

漢文
唐詩

でおしまい(笑)
簡略体で表記された中国の文物は、中国文明とも文化とも呼ばない。
思えば、春秋戦国時代とは「異民族抗争」の時代である。
純粋な「漢民族」なる存在はどこにいたのか?
逆に言えば、民族意識があって初めて民族が勃興する。
有史以来初の統制的全国政権である秦国(始皇帝)による様々な統一施策が「漢」民族を
作り上げた。
そもそも的には、秦は「西戎」と呼ばれる異民族系の国家であった。


中国史においては、歴史の太宗は異民族支配であって・・・ということは間違いではない。
しかし、ルーツは異民族であっても、漢族らしく振舞っている限りは漢民族である。
漢風な名前をもち、風俗に親しめば、それは漢民族なのである。


中国人(漢族)だと思うものが中国人(漢族)であるというテーゼほど真理はない。


そういう歴史・心情を持てば、逆に「まつろわぬ民」は疎ましいのでしょう。
所謂少数民族(異民族)は一割程度だと言われますが、実際のところはよくわからない。
隠れ漢族がゴマンといるはずだという加治氏の推測は正しいと思われます。
異民族であることを声高に言えば「特権」がもらえる某国と違って
場合によっては「浄化」の対象とされかねないことは民族の知恵として
骨身にしみているでしょう。



思うに「文明の衝突」なるものが何かのはずみで突出することを何度も経験しています。
アジア地区でなにも起きないとおもうほうがどうかしています。







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