2015年2月18日水曜日

確か、新宿の裏街にあったような・・・


喰い物系のコミックやドラマは得です(笑)
つまんない話でも、美味しそうな料理が出てくれば、これだけで場面はほころぶ。
天地の心を動かすのは・・・けだし「喰い物」
決して、うたごころではない。


深夜食堂


寡聞してコミックが原作とは知らなかったが、作り方からして連作深夜ドラマ風である。
冒頭に「孤独のグルメ」の松重豊が登場するのは、洒落かと思ったが
深夜放送時代からの常連キャストだったらしい。


常連客はTV時代からそのままで、三つのエピソードの重要な役者さんだけが
ゲスト的に登場する。


高岡早紀+柄本時生
多部未華子+余貴美子
筒井道隆+菊池亜希子


どうも最後のエピソードだけが、役者に「華」がない
黒木華か満島ひかりでももってくれば、画面が締まったのにねえ・・・
それに、それぞれのエピソードが独立してしまうのが、脚本家の腕の悪さ
常連の狂言回市でそれを補っているつもりだろうが成功していない。
冒頭と最後の「置き忘れた骨壷」のモチーフを、田中裕子の長セリフで大向うを
うならせるつもりも芝居が臭くなっただけ・・・


日本映画の水準とはこんなもんだって言いたいようなレベルですなあ。
これがTVドラマならば、出来の良い部類ですが、お客様からオアシを頂戴できるって
もんじゃない。
まあ、遅くまで残業仕事で帰宅し、缶ビール片手にお夜食なんかのさいに、
オンエアーされている限りは、ほんわかいい気分でしょう。






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