2015年2月2日月曜日

トラッシュ



映画鑑賞のプロフェッショナルを自称する以上、いくつかのプリンシプルがある。
大層なものではないが・・・


予備知識のない映画は見ない
子供が登場する映画は見ない
動物が登場する映画は見ない



理屈はない。
個人的な嗜好の世界である。
しかし、原則ってしばしば変更される(苦笑)


なにをどう勘違いしたのか・・・ポルトガル映画だと思っていた。
実際の製作国は「エゲレス」である。
舞台装置は、ポルトガルにあるまじく・・・どうもブラジルのようです。
なもんで、宗主国の映画と錯覚したんでしょう。


主人公は、三人の子どもたち(スラム街の餓鬼ども)
英語もろくに話せないが・・・カタコト英語が鍵になる。
子供や動物が登場すると、多くの場合は湿度100%になる・・・これが嫌い!
今回は、案外明るく、スカッとする。


ある種のB級映画に

マーチン・シーン(名優ですよ)
ルーニー・マーラ(ハリウッド最強のセレブ)

なんてビッグネームが登場するのも、ダルドリー監督の手腕によるものか?


ゴミ漁りで生計を支える子どもたちがとんでもないものを「発見」し、
事件が事件を産み・・・危険が危険を繰り返し・・・
その「発見」した謎を解く過程のカタルシス
明るい明日を信じたくなるような平明さ。
たまには、こんな気持ちになるものいいものか(笑)



彼の監督作品は次の通り・・・・

・リトル・ダンサー Billy Elliot (2000年)
・めぐりあう時間たち The Hours (2002年)
・愛を読むひと The Reader (2008年)
・ものすごくうるさくて、ありえないほど近い Extremely Loud and Incredibly Close (2011年)
・トラッシュ! -この街が輝く日まで- Trash (2014年)

平均点の高いの作品ばかりのようです。













0 件のコメント:

コメントを投稿