小説「ハンニバル」によれば、元介護人のバーニーは、フェルメールの最後の一枚を鑑賞するために、アルゼンチンを訪れるが、
元FBI捜査官のクラリスと遭遇・・・・
しかし、これはトムハリスの捏造であり、フェルメールの作品は、欧州と北米にしか存在しない。
あまつさえ、「合奏」という作品は、アートテロの結果、未だ行方知れずである。
そもそも、正確な作品目録すら存在しない。
作品数は35枚とも36とも・・・・
二十一世紀に入り、37枚目の真作が、オークションに登場。
なんと、三十億円強で落札。
個人蔵とされるが、氏名不詳である。
あの小品で、あの値段ならば、人気作品の少女の肖像画や、世界で一番美しい風景画「デルフト眺望」ならば・・・・桁が一つ上がってもおかしくないが、そもそも、個人所有はなく、売買の対象にならない。
マウリッツホウス美術館の最上階の小振りな展示室には、この二枚だけが対面展示されている。
あの真珠の首飾りをした少女のまなざしは、あなたのこころの奥底を
見つめて・・・じゃなくて、かの風景画を見つめている(笑)
ウイルデンシュタインという画廊がある。
東京にもお店があると思います。
大金持ちの超老舗だが、本業よりも、度重なる整形醜悪妻とのスキャンダルで有名になった。
ド派手な離婚裁判では、百億ドル以上の美術品を所有していることが暴かれたらしい。
もしかしたら、38枚目のフェルメールが出てくるかも・・・・
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