2016年6月2日木曜日

限りなく知名度ゼロ



Fred Allen

1894年生まれ、1956年逝去
少なくとも倭国では「知名度ゼロ」
理由は、ウィキペディアの日本語版に登場しないこと。
英語版ではそこそこの情報が載っていますし、ラジオ界では全盛期のDJの巨人でした。
かれの「フレッド・アレン・ショー」以上に視聴率・・・じゃなくて聴取率の上位だったのは
ローズベルト大統領の「炉辺談義」くらいのものだったらしい。
どんなラジオ番組だったかはよく知りません。


ラジオの衰退、言い換えるとテレビの台頭とともに消え去った人物です。
したがってテレビに対する憎悪の念は凄まじいものがあったようで、今なお語り継がれるのは・・・・


無能の輩を無為の連中が見物する装置


とテレビの本質を言い切ったこと。
ボクなら・・・・「単なる慰安と陶酔を供するだけのメディア」っていいますがね(笑)


アメリカンのテレビ創世期の番組がどのようなものだったはよく知りませんが、
そんなにひどかったのかねえ?
50年代のアメリカンの栄光と繁栄を映し出す番組ばかりで「羨望」しか記憶にはない。
しかし、21世紀の某国のテレビ番組をみれば、けだしそのとおり!って思うばかりで、かれは予言者なのか?



テレビの悪口を言い出すときりがないのですが、
このメディアの興亡とは「広告収入に依存」するというビジネスモデルだったことだとしか思えない。
今風にいえば、プッシュ戦略。
しかし、時代はプル型を希求している(・・・・ように思えます)
どちらでなければならないということではなく、どっちかいえば、潮流はそういうことだってことです。
見たくもないものを押し付けられて唯々諾々と受け入れるほど、現代人はお人よしではない。
少し違うなあ・・・・受け入れるタイプ、受け入れてもあまり文句をいわない連中がテレビを見ているのでしょうかねえ。
それに番組予約+CMカットで視聴するのは当たり前。

しばらく前に 関西でしか放映されなかったかもしれませんが「週間テレビのツボ」って深夜番組があった。
今風に言えば「テレビのNAVERまとめ」である。
低予算の中での苦肉の策ではあるが、オリジナルコンテンツがその程度なので、逆に実に面白かった。




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