2016年6月23日木曜日

瞳は心の窓




オスカーに輝いたアルゼンチン映画。
ハリウッドがリメイク権を欲しいと思うくらいのレベル・・・まあ賛同しますが、さてリバイバル版

練りに練っただろうシナリオ
オスカー女優を二人も揃えた俳優陣

残念ながら失敗作に終わったようです。
予備知識もなく、予告編も見る事なく画面を眺めながらの既視感。
こういうのは気色悪いのですよ。
なんかのリバイバルらしいと思い至ったのは、ほぼラストあたり。
予想外のどんでん返しでもってる映画ですからねえ(笑)
しかし、オリジナルはスリラーの要素以外がストーリーの厚みを
支えていたが、ハリウッド版はその辺が弱い。
911のトラウマを言い訳にするが、いまやお話のフレームとしては無理。
オリジナルのモチーフをうまく換骨奪胎しならばの寄木細工なのですが・・・・やっぱり、LAが舞台ではだめなのです。
エビータなんかが君臨したアルゼンチンだから、あの異様なエピソードが生きてくる。



ロードショー中なので、ネタバレは御法度かな?
だったらこの程度にとどめます。


死刑という制度には反対の立場に転向します。
人権派が声高に言うように「残虐な刑罰」だからではなく、
死刑は残虐ではないので、矯正不能な犯罪者には「さらに残虐な刑罰を科す」べきだと思うから。
アムネスティも、綺麗ごとではなく・・・

凶悪な犯罪者は死刑を科しても反省をするわけではない。
いきながら永遠ともいえる時間をもって犯した罪に対峙しつづければいい
安易に死を与えることにより悔悟から解放させてたまるか
死んだほうがましだ・・・って思わしめることこそが処罰上の最高刑である


もしかしたら、人権派って、本当は怖い存在なのかもしれませんねえ(笑)





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