2018年1月16日火曜日

ムラカミに聞いてみたいこと





新聞を読まなくても不便はない。
テレビ欄に用が無いもんで....
しかし新刊本広告を見逃すのは困る
プッシュアウトタイプの新刊案内サイトはないものか?
あるにはあるが、お好みでない書籍の案内が多すぎて...

Hon.Lucy の一言がなければ気がつかなかったかも
しかしだ!
この作家にはなにかと因縁をつけたくなるもんでねえ(^^)

彼のチャンドラー翻訳は高く評価しているつもり。
サクサク読めますからねえ

以下長編七部作一覧

大いなる眠り(The Big Sleep, 1939年)
双葉十三郎訳、創元推理文庫
同題、村上春樹訳

さらば愛しき女よ(Farewell, My Lovely, 1940年)
清水俊二訳、ハヤカワ・ミステリ文庫
さよなら、愛しい人、村上春樹訳、早川書房

高い窓(The High Window, 1942年)
清水俊二訳、ハヤカワ・ミステリ文庫
同題、田中小実昌訳、ハヤカワ・ポケット・ミステリ
同題、村上春樹訳、早川書房

湖中の女(The Lady in the Lake, 1943年)
清水俊二訳、ハヤカワ・ミステリ文庫
同題、田中小実昌訳、ハヤカワ・ポケット・ミステリ
同題、二宮佳景(鮎川信夫)訳、別冊宝石
水底の女、村上春樹訳、早川書房

かわいい女(The Little Sister, 1949年)
清水俊二訳、創元推理文庫
リトル・シスター、村上春樹訳、早川書房 

長いお別れ(The Long Goodbye, 1953年)
清水俊二訳、ハヤカワ・ミステリ文庫
ロング・グッドバイ、村上春樹訳、早川書房

プレイバック(Playback, 1958年)
清水俊二訳、ハヤカワ・ミステリ文庫
同題、村上春樹訳、早川書房


小説においてタイトルが重要なことは言うまでもない。
翻訳においては更なり。
ムラカミの選択肢は3つあったはず。

オリジナルタイトルのまま
先輩の邦訳踏襲
新機軸


ムラカミの場合はどういう理屈か分かりませんが使い分け。
文語体が嫌いでもなさそうだ
あのサリンジャーの傑作みたいに巧みな邦題に嫉妬したように
オリジナル優先のままでもない
作品のテイストでの使い分けとも思えない。
新しい邦題でグッと希求力が高まった感じでもない。


結局よう分からんから新作は買わないでおこう。


待て待て!
既刊本は全部書庫にあるはずだ。
画竜点睛を欠くのもなあ

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