2018年1月28日日曜日

地球の終わり



環境容量に照らせば、この地球はかなりヒトザルの生存には
やばい状態らしい。
個体数が増えすぎるとなんらかのサーモスタットが働くのが摂理であるが、
悪しき意味での人権や正義は全体最適をおかしくする。
かつては、戦争、内乱、疫病、飢餓という人口調整機能(特段推奨はしません)が
働いたが、今は人為的に...

間引き
産児制限

前者はいまや犯罪とされますから、ひたすらに後者
しかし、中華の一人っ子政策の顛末を見ても上手くはいかない。
生物学的な経験則に照らせば、古い個体の長寿は若い個体をひ弱にするらしく
やっぱり楢山節考が一番良さげとなる(これも反人権、反正義)


ある近未来、膨張する人口の食い扶持は遺伝子組換え作物依存
しかしながら、その反作用は多産症の蔓延となり、
一人っ子政策の採用を余儀なくされた。
主人公は、かようなディストピアの中で密やかに生き抜く
セブンシスターズ。

山下さんちは五人
松野さんところですら六人。
ギリシア神話には七姉妹がいるらしいがよく知りません。


ともあれ、七姉妹の活躍と犠牲で政策変更となったのは
良いか悪いかにわかに判じ難い。
入りを制御できなければ
ヤッパリ、お年寄りには早く死んで戴く事ですねえ(^^)

達観すればそういう事だが、リタイアしてから
相応の時間が隠居暮らしでのんびりと世情を省みることに
与えられるならまだしも、
死ぬまで働かねばならないような風潮の中で、
早く死ね!はないわなあ。


不可解な神の御技は、未来をどう描くつもりでしょうか?

ヒロインは、ナオミパラスが七役。
その祖父、ウィレムデフォー
正義ヅラした悪の科学者が、グレンクローズ

シブいキャスティングの割にストーリー展開が不細工だ。

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