2018年1月6日土曜日

Glueckauf あるいは 御安全に!



なめてもらうと困るが、3K職場は生き死にが隣り合わせ
決めたことを守り守らせ、KYをやらないと、
自分が怪我したり、仲間を殺す。

KYって、危険予知の事。
「空気が読めない」って戯れてもらう類いではない。
現代用語には様々な違和感や齟齬感を感じるが、稀に得心もある。


御安全に!


最初の職場はいわゆる夜勤もある現場だった。
毎年のように誰かが事故で死ぬとか怪我をする。
安全管理の詳細なマニュアルがあるが、マニュアルの不備とマニュアルを守らない、
あるいは不注意で事故は起きる。
マニュアルだけでは命は守れない。
自分の命は自分で守るが鉄則!

そんな気合いを込めて四六時中挨拶はこれだけ。
TPOに応じて使い分けないから便利....と言えなくはないが、
実のところはそんな軽々しいものではない。
命を守りあう挨拶...なんだよね。


引き換え、軽々しいとしか思えないのが、

おつかれさん(さま)
おはようさん(時間帯にかかわらず)

学生言葉、バイト用語のたぐいであり、公用として使用するには差し障りがあると思わないのか?
あるいはそう指導しないのか?

疲れてもいない時、朝っぱらとも思えない時にそう言われれば
罵詈雑言を十倍くらい返してやる(^^)
宮中晩餐会にお招きをいただき、同じように挨拶ができるなら
それはそれで見識(まわり全体が非礼あるいはKYと感じるだろうが・・・)
でも蝸牛庵は「御安全に」って胸張って言えますがね。



この言葉は、職場の大先輩がドイツの工場..多分、テッセンかマンネスマンに
出張した際に仕入れてきたらしいが、
今や、どこの現場でも使われていると聞いています。
「命を守る挨拶」だと現場の共感を得たからでしょう。
言葉って元来軽いものじゃない。


備考

どうも、工場ではなく鉱山の現場だったらしいです。
正確にはウムラウト音ですが、辞書がお粗末なので、英語表記とします。
いまでも通用するかどうかは知りません。

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