2018年1月2日火曜日

絶滅歳時のさまざま(2)




俳句は主要な守備範囲だと考えないものだから、
歳時記は...何処かにあるのだろうが、
真面目に読んだ記憶がない。
季語辞典ですから、四つに大別されていると
この歳まで誤解していた!って前置から今日も始まる(^.^)

どうも「新年」を加えて五つに分類されているらしい。
お正月の風景も様変わりした以上絶滅季語の宝庫に違いない。
かの夏井いつきさんの著作を引っ張り出すに、
あるはあるは....

昔ながらいまでも
昔はともかくもいまでは
昔はこんなことまで

風景的には以上のように分類されるのだろうが、
結構最後が多いところが時代の変化。


ところがですねえ

ヒメハジメ

が、絶滅季語に掲載されていない。
微かな記憶だが、この言葉は季語の筈だ。
当然ながら「絶滅」したと思っていた!

したり顔でこの駄文を読んでる向きは国語力の無さを思い知るがいい(^.^)
実は蝸牛も知らなかった。
思い浮かんだイメージは間違いでは無いが、それはマイナー解釈
卑猥な事を思い浮かべてはいけない。
Wikiによれば....

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姫始め(ひめはじめ)とは、頒暦の正月に記された暦注の一。
正月に軟らかく炊いた飯(=姫飯(ひめいい))を食べ始める日とも、
「飛馬始め」で馬の乗り初めの日とも、
「姫糊始め」の意で女が洗濯や洗い張りを始める日ともいわれる。

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さあ、思い知りましたか!(^.^)
正しい語彙が失われていることに想いを馳せ、
今晩は飯を柔らかめに炊いてカレーにするかな。


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