2018年3月3日土曜日
明治維新の三(或いは十)傑
一般的には、明治維新達成に対しての勲功卓絶した方々を言います。
どちらかといえば薩長史観の支配下にある。
維新以降の近代日本の建設に功績があった又は維新以前に
幕府サイドにいた方々は除外されます。
明治初期の御用ジャーナリストの売文程度でしかないが、
未だにマインドコントロールの効用はあるみたいです。
維新元勲十傑論なる書によれば...選ばれたのは以下の人物
・岩倉具視(公家)5000
・西郷隆盛(薩摩、維新の三傑)2000
・大久保利通(薩摩、維新の三傑)1800
・小松帯刀(薩摩)1000
・木戸孝允(長州、維新の三傑)1800
・広沢真臣(長州)1800
・大村益次郎(長州)1500
・前原一誠(長州)600
・江藤新平(肥前)100
・横井小楠(肥後)?
まあ、objection!だらけかな(^^)
こんなものより、明治初期にミカドから賜った賞典禄の方が
参考になる。
王政復古の功績と言う成果主義のボーナスだと思えばいい。
数字は上記の通りで石数(永世録ですから凄い!)
結構頂戴しているのに、明記されない
三条実美
板垣退助
後藤象二郎
由利公正
なんかが気になりますし、その逆も然り
維新前に惜しくも斃れた方々...つまり井戸を掘った偉人は
シカトされています。
皮肉な言い方をすれば、信念の強すぎる過激派揃いですから、
生き残っていれば、革命の堕落と転向に対して絶望と憤怒のあまり
第二第三の西南戦争を引き起こし、未曾有の混乱を
引き起こしたにちがいありませんから、
早々に退場したのも功績と言えるかも....
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