2018年3月21日水曜日

ブラックウォッシュ



ハリウッドで始めて「黒人」大統領が実現したのは
モーガンフリーマン。
紹介の仕方が気に入らなかったらしく、辛辣なコメントを(^-^)
確かに「白人」大統領なんて紹介はあり得ない。
これを嚆矢に複数の黒人大統領が登場した。

ジェイミーフォックス
ダニーグローバー


Includion rider 運動に見られるように、
ハリウッドは過度なまでにマイノリティに冷淡だと言われる。
別にマイノリティに冷淡という事ではなく、ドルを稼ぐ事に貢献出来ないものに
冷淡なだけだと思うのですが、火達磨になりたいわけではないのでさて置く。

映画黎明期において、女性の役を女形がやったという記録は
見たことはないが、ニグロ役は白人の黒塗りと決まっていた。
いま問題のホワイトウォッシュもどきである。

かくも門戸を閉ざされれば、カラードだけのマイナーワールドを
作り上げてしまう。

ニグロリーグ
ブラックムービー


前者は、ジャッキーグリーソンの大リーガー入り以降
すたれてしまったが、後者は理念としては残っている。
スパイクリーの作品に色濃い。

マーベルにブラックコミックなるジャンルがあるのかどうかは
知らないが、ブラックパンサーがリリースされたのは60年代。
過激派ブラック政党を思い浮かべてしまうが、当然に無関係。
しかし、公民権運動のたかまりとかブラックマーケット狙いとか
背景は想像がつきます。

しかし、これがホワイトウォッシュでなくズバリ映画化され、
あまつさえ大ヒットとは...感慨深い。
だから、ドルさえ稼げればなんでもいいのです。
昨年のオスカー作品賞のムーンライト
これも、ブラックムービーの系譜
たった150万ドルの予算で世界興収が、その十倍以上!
ちなみに、ブラピの製作会社の手になる。
彼は何をやっても儲けるのだわ


特段他意はありませんが、釜山ロケ部分は爆睡。
レクサスがカーチェイスに登場したらしいが、当然に見てません。
倭国にカジノがあれば、日本ロケだったが....

今時のウケメッセージ狙いがあざとく、
ちょっと距離をおきたい気分。
ダークファンタジーな世界観も苦手


マーベルスタジオの作品ですから世界興行狙いのはずだが、
アジア系狙いが、ロケ地とクルマだけ...じゃなあ。
ウケメッセージが人類普遍的な価値だとも思っているかどうかも?


シネコンもそこそこの入り
4DX版までありますから、興行にもチカラ入ってますなあ。

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