2018年3月6日火曜日

アマゾンの半漁人(異類婚姻譚)








アカデミー賞は私家版予想の通り、

ペンタゴンペーパーはカスリもせず
オールドマンにマクドーマンドは順当。
ところが「アマゾンの半漁人2017」が作品賞と監督賞かねえ?


映画素材の典型であり、古典的な異類婚姻譚
ある種の予定調和である事も御約束とおり。
時代は六十年代のはじめ。
冷戦下の宇宙開発競争というのが、新機軸
だから、オクタビアスペンサーも配役されている。
背景説明が丁寧なのはまあ嬉しくなりますが、それ以上、以下でもない。
オリジナルがそうであるようにB級シネマの系譜。

しかし、アナウンス効果とは恐ろしい。
平日の1回目なのに小屋の入りは上々。
つまんないから、途中で出ようとしたが、他のお客様の
迷惑だし、半ば苦痛を堪えて....


作品批評なんかやる気もないから、オリジナル作品について。
怪奇映画に定評のあるユニバーサルの作品
半漁人はラストで撃退はされますが、死んだことにはなっていない。
だから今回甦ったのです。

灼熱のNYの夜の過ごし方は映画館で、
デートであっても、ホラー系の方が涼しくなる。
でも、映画館の外はまだ暑い。
サブウェイの通風孔を扇風機がわりに
舞い踊る白のフレアスカート。
マリリンが誘われた映画は、この「シェイプオブウォーター1954」だったそうです。




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