情と理、忠と義
その葛藤のなかで自裁するのはギリシャ悲劇的である。
然し乍ら、かの世界宗教が蔓延ったおかげで、ガラシャ夫人のような
面倒な死に方を余儀なくされる。
トスカの飛び降り自殺は教会からクレームがつかなかったのかなあ?
内容的にも際どいし。
横恋慕に耐えかねた袈裟御前は、夫の殺害を唆し夫の代わりに殺される事で
解決を図る。
横恋慕した武士は慙愧に耐えず出家し文覚となり、
頼朝に平家打倒を指嗾するが、別に袈裟御前とは関係がない。
京都西陣あたりのお清梵天悲話もおなじような話。
詳しくは山崎ハコさんのアルバムに収録されてます。
正調きょうだい心中なんですが、世に出回っているのは春歌版
披露するのは多少憚りますが、
昔なら、百万遍の路地裏の安居酒屋から毎晩聞こえたもの。
ROHのリゴレット
ジルダとは、リゴレットの娘さん。
ベルディ中期の傑作らしいが、お話の展開にかなり無理がある。
袈裟御前やお清さんのような身代わり自裁なんかは
もう少し理解に努めないと、褒めていいのか貶すのか(^-^)
しかし、このROH版ですが、なんとも凄い凄い!
オペラの舞台に全裸の男女が登場するのですよ。
半裸なんか当たり前。
オペラ歌手のハダカなんか見たくもないが、どうやら演じたのは
その道のプロみたい。
芸能人水泳大会のオッパイポロンのあれと同じ....(^-^)
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