2020年3月2日月曜日

「スペイン」風邪と呼ばないで


ヒトザル史上最悪のパンデミックのひとつが、スペイン風邪
インフルエンザの歴史は古く、ヒポクラテスが記録にとどめているそうな
さすがに医聖
何度も大流行を繰り返しながら20世紀
スペイン風邪0号患者は未だによく分からないらしい。

アメリカの陸軍基地の豚の飼育係
フランス駐在のエゲレス兵士
西部戦線でのゲストアルバイターの中国人

ともあれ、汚名をきせられたのがスペインだということには
間違いがない。
国家上層部が風邪で総崩れになったもので
反論も出来ない隙をつかれた。


インフルエンザはポークとチキン(家禽や渡り鳥を含む)を
宿主とする。
チャイナ南部では豚と鶏を仲良く飼育しますから、
ウィルスは自在に行き来していた。
昨今は新興国が豊かになったもので、誰彼なしに
ポークやチキンを賞味し、飼育量の激増がリスクを高めた。
飼育といっても、牧歌的風景ではなく、今や工業製品。
成長ホルモン含有飼料で育てられた焼き鳥やハンバーガーを
たべさせられています。

確証はないが、チャイナで発生して、
キャリア出稼ぎ中国人が新大陸から旧大陸にばらまいた可能性が高い。
新興感染症は、アフリカかチャイナと相場が決まっています。
その合理的な理由もある。


ともあれ悲惨な塹壕戦が有名な第一次世界大戦は、
敵軍と戦うよりもインフルエンザと戦う方が大変...だったと
感染学者は言うのですが....




レマルクの「西部戦線異状なし」には風邪はでてこない。
話題の「1917」にも描写されない
極め付けが、当時の記録フィルムだけで構成された
このドキュメンタリー
なんとも思わせぶりなタイトル
彼らは成長しない...が「彼らは生きていた」になってしまった。
実に含蓄深い。



当時の世界人口は20億人弱
半数近くが感染し、総人口の5%が死亡した!


ともあれ...過激化するインフルエンザの抜本対策は
極論は、ヴェーガンになること...
あの環境少女一味がいつ騒ぎ出すんだろう



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