2020年3月6日金曜日

Just Mercy



なんとも不快なハリウッドムービー
映画じゃなくて、邦題...「黒い司法」がうんたらかんたら

未だにホワイトウォッシュの呪縛から解放されていない

白善黒悪
白優黒劣

あの名作、モッキンバードを殺すとき(日本公開時はアラバマ物語)
からディープサウスはなんにも進化していない。
白人の若い女性が殺されて、犯人の目星がつかないと
ニグロを容疑者に仕立てる。
証拠の捏造、偽証する証人、黒人を排除した陪審員..なんでもあり



多少の進歩したのは、正義と公平の為に奮闘するのが
白人からハーバードをでたアフリカンに変わったことくらい
しかし、ホニャラブルは相変わらずホワイト。

身の危険を顧みず戦う弁護士が、マイケルジョーダン
紛らわしいので、正確にはミドルネームを入れます。
初めて会った時に、彼にロッキーは言います。

大学出のように喋るじゃないか



アポロクリードの非嫡出子とは言え、腕力も知力もって...
小器用に若いボクサー役をこなしました。
今回はオスカー俳優二人が傍固めますから、これまた無難に
実話ですが、予定調和にエンディング。
だからといって、アメリカン刑事司法全体が浄化されたかどうかは
知らない。
身も蓋もないものいいですが、司法は法廷上の真実の
究明であり、実体真実には興味がない。


ボロッカスに言いましたが、倭国よりはマシ。
司法やら権力の恥部を抉り出すことを躊躇わない。
邦題の付け方からして、倭国の映画界の程度は低いわ。

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