2020年3月7日土曜日

㊗️日本アカデミー賞作品賞とキネ旬ベストテン番外




......昨年九月の駄日記の解説付き(→の箇所)再掲

→日本アカデミー賞は、作品賞、主演男優賞、主演女優賞の
三冠王です、
キネ旬ベストテンは番外!
その他全ての賞からもシカトされました。
もはやキネ旬ベストテンに権威なし
選考メンバーの劣化です。


報道は「不都合な真実」を伝えることだし
広報は「都合の良い事実」を喧伝することだが、
共通することは、嘘はダメ!....なんだが昨今はこの最低限のモラルも
危ない。
そもそも調査報道ってなによ?
調査もなしで報道が出来るんだ(^.^)
話題の映画....新聞記者
倭国には良質なジャーナリズム映画がない。
少なくとも浅学菲才なアタシの記憶の大伽藍には空っぽに近い。
ハリウッドにはジャンルを形成する程豊穣なのに、この落差。
理由は殊更に言挙げするまでもない。

→この程度の体制批判なんか普通に健全な文化度です。
こんなことすら出来ないから骨粗鬆症芸術といわれる。
その反面、反体制的芸術と称するものは芸術の名を借りたプロパガンダ


何かとお騒がせな東京中日新聞の望月某の同名新書を
原案とするっていうから、ジュンク堂まで脚を運んだ...が馬鹿を見た。
単なる女学生身辺雑記じゃないか。
売れ行きが悪いから羊頭狗肉の真似をしたみたい。
流石にジュンク堂さん
筋の悪いプロモーションには騙されない。
映画的には悪くはないが、脇役の厚みがないから皮相な
つくりばなしにしか見えない。
矜持のある映画人ならば手弁当でもかけつけろよ(怒)
邦画のヒロインをコリアンアクトレスがやろうかやるまいが
なんとも思わないが、たいしてギャラ出せない割にリスク有り気だから
事務所が逃げたのかなあ?
あまり美人でもないが変な実存感ある女優さんに名を為さしめた。

→本当に原作というもおこがましい。
包装紙を借りて来ただけ。
本が売れないからと言ってここまでやるかねえ...
キャスティングには苦労したらしい。
松坂桃李くんの侠気なくしてはなりたたなかったし、
女優はみんな逃げたから、サニーの主演女優が手を挙げた。
二人とも俳優賞に輝いたから...良かったねえ



聞いたようなエピソードを上手くまとめている。
国家戦略特区を悪用した高度医療大学設置
疑惑の渦中の官僚の自殺
文部官僚の醜聞
お友達企業への資金の不正融通
真実の鍵を握る役人の海外所払い
松坂桃李が出てなければ、観なかったと思うが、
それ以上に不愉快な映画鑑賞環境。
今年の最悪
だから映画の出来映えにも辛辣になる(申し訳ないけど)
大衆興行向きでない映画ばかりを上映する映画館なのに
今回は閑古鳥がいない。
両隣に他人がいて息苦しい。
お好みでない席をあてがわれ、前に座高の高いオッサンが座る
幕間のCMが幸福の科学の選挙広報

→シネコンも逃げるから粗末な小屋まで足を運んだのよ。
観たい!ってお客様がこんだけいるんだから、
大手シネコンこそ少しくらいスクリーン開ければいいのに


しかし収穫もあった。
内閣調査室って新聞の切り抜きサービスくらいしか
できないって思ってましたが、公安をアゴで使い結構謀略やるんだ。
ネットの与太記事や罵詈雑言の山は、引きこもりのネットオタクを
組織化して操っているらしい...
引きこもりは正業に復帰させるよりも今のままがましと
思うから対策に力入れないんだ。

→今年は私的ベストテンは公開予定なしですが、
ノミネート作品だけ再掲します(今年の一月の駄日記)
以下私的一次予選通過作品(公開日順)
女王陛下のお気に入り
ビールストリートの恋人たち
天国でまた会おう
グリーンブック
イメージブック
ワルキューレ(MET)
新聞記者
COLD WAR
田園の守り人たち
工作(黒金星)
ディリリとパリの時間旅行
ジョーカー
第三夫人と髪飾り
ボーダー(二つの世界)
白鳥の湖(マシューボーン)
国家が破産する日
アイリッシュマン
この世界の(さらにいくつもの)片隅に
以上18本
つまり、アタシも邦画ベストワン!だということ
アニメは映画じゃないから最終選外

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