2020年4月1日水曜日

資本主義の父と母



資本主義の胎生は非合法恋愛の合法的な子供である「贅沢」による。


マックスウェーバー先生のおっしゃる
プロテスタントの精神が資本主義の父親だということに異を唱える
ほどの学識は有りませんが、父親だけでは子供は産まれない程度は
解ります。

冒頭の成句は何度も紹介していますゾンバルト先生の卓見。
あまり顧みられないのは不幸、不見識としかいいようがないが、
そろそろ資本主義の誕生には父親だけでなく
母親もいたからだよなあ...と思い知るべきだろう。


李文亮肺炎の蔓延は都市封鎖さながらの状況
街中は閑散とし、電車はガラガラ、商売はあがったり。
うろついているのは不要不急の用事のある方々と
自他の命を守る行動のとれない愚昧の徒だけ。

大恐慌前夜らしい
言い換えれば、今まで如何に不要不急のアクティビティが
実体経済を支えていたかという事である。
享楽や慰安・愉悦が無駄なものとは言わない。
パンしか求めない生活が如何に無味乾燥かは知っている。
贅沢は敵ではなくて「素敵」だとは直感として判る。



けだし、資本主義の胎生は自粛をものともしない
不要不急ならぬ外出による一見無駄にもみえる浪費に
よるのです❣️...とかなんとか自己弁護能力に長けた徘徊老人は
今日も嘯く....
当然ですが自他の命を守る行動の範囲内が大前提だし
不要不急なんて個人差があるだろうし。
しかし大前提が護れないならば、軟禁以外の選択肢はない。

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