タイミングが少し遅れましたが「ミッドサマー」のこと。
「真夏」ってのは、逍遥先生の誤訳(シェイクスピアの真夏の夜の夢)ということになっているので、昨今は「夏の夜の夢」なんて邦題も見かけます。
無論、反論の声もかしましい(^^)
英和辞典的には、両方とも載ってますし、、、
窓ちかき
いささむらたけ風吹けば
秋におどろく 夏の夜(よ)の夢
春宮太夫公継、新古今和歌集夏部
さしたる和歌でもないが、古歌の有名なフレーズを巧く換骨奪胎してノリだけはなかなか良い。
本歌はあれこれ直ぐに頭に浮かびます。
真夏や夏至のフレーズのある和歌を探したが、雅語じゃないみたい。
短歌にはありますが、王朝和歌の世界では、、、まず見当たらない。
冬の長いノルディックでは、夏至の頃は盛大にお祭りです。太陽の恵みやらなんやらある種の宗教性も。
死と再生の土俗的な、、、
そうなるとホラーまで射程距離
オリジナルタイトルは英語でなくスェーデン語みたいです。
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