2024年6月4日火曜日

法廷ドラマ

 



アメリカンのような訴訟社会ならいざ知らず、、、最近なんだか国産リーガルミステリーが目に付く。

正義の最後の砦(だと一般的には錯覚されてます)がセンターを張るんだから社会派ドラマの筈なんだが、お手軽なエンタメ


60年代を代表する社会派ドラマ「判決」の建て付けにははるかはるかに縁遠い。

打ち切りが決まった際には延命嘆願の嵐。赤門の南原元総長を筆頭に著名人が、、、レフト系のオンパレードですから、打ち切りの背景がなんとなくわかります。

なんせ日弁連から表彰されたって言われていますから半端ではない。




さて、いくらフィクションのエンタメとはいえ、作る方も演じる方も最低限の法律知識くらいお勉強しておきなさいよ。

ある民事裁判のシーンなんですが、弁護士が最終弁論で力説するんですよ


テキシュツシが! テキシュツシが!


なんだか分からず、まじ見するに「嫡出子」の事らしい(^^)


さらに目につくのが「ダークヒーロー」

すんなりと正義の味方じゃ面白くない?

ヤメ検の明墨正樹弁護士みたいに有罪でも無罪を勝ち取る法匪まがいはよるあるはなしだが、、、

実体としての真実と法廷での真実は別物。

別に鷺を烏だとたぶらかしているわけじゃ無い。

合理的な疑いを挟む余地があり、裁判官としては有罪判決が出せなかっただけ



弁護士になる「資格」をえるためには、一定の欠格事由さえなければ、年齢も学歴も問わない。

一定の要件を満足さえすれば司法試験に合格する必要もなく、法務大臣決裁で資格が与えられる。

しかしかの「サカキバラ」が向日葵のバッチを付けていいかと言われると、、、、

動画配信サイトで、御子柴礼司なる辣腕弁護士が登場するドラマを観た。

なんとも信じ難い内容



村木厚子氏の証拠捏造による冤罪裁判を黙認あるいは不作為の加担を行った大阪地検特捜部長は、主犯の担当検事共々懲戒免職の果て塀の中に落ちた。

ところが、執行猶予期間満了や否や、大阪弁護士会に対して弁護士登録申請。

さすがに非難轟々

でも、大阪らしいねえ

しばらくしてほとぼりの冷めた頃、入会が認められたらしい。


さて極悪非道な少年犯罪者が、後年司法試験に合格し、司法修習を終了したのち登録申請が有れば、弁護士会はどうするのかねえ?

なんせ、被害者の人権よりも加害者の人権の方が、生きているだけ重いと考えること連中だから、、、

だから、弁護士御子柴礼司はまったくの架空でも無い



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