2024年6月13日木曜日

お洒落なLGBTQ映画

 



実のところ、イーサンコーエン監督の製作意図はどんなものかはさておく。

極私的な勝手よみ筋だと、、、名題の通り

でも、今風の性自認ではなくて、センターはLだけ。

その意味で正確に書けば、フェニミズム映画かも



時代は、二十世紀から二十一世紀にかけて

描写がもう少し前風にみえますが、、案外とこんな風景だったか?

依頼に応じてクルマを運ぶアルバイト(Drive Away)なんだが、レンタカー代わりに使える妙味もある。

東海岸からガルフのある街までのオンナ二人のロードムービー。


怪し気なアタッシュケースの運び屋さんになってしまい、、、、麻薬とか高額紙幣を思い浮かべるが、実はセレブのナニを模したディルド(^^)

アレコレなドタバタ劇からなんとか命からがらマサチューセッツ州に逃げ帰る事で一件落着

この時代のマサチューセッツが登場するのがキモ

バイブルベルトでは、同性愛は犯罪あるいは精神障害と見なされていた時代です、唯一マサチューセッツだけが全米に先駆けて、同性婚の合法化がなされました。


で、本題

合衆国憲法には結婚に関する規定がない。つまり州法が決める事とされてきた。

しかし、2015年に、、、


結婚は、合衆国憲法の基本的権利である

同性婚しか認めない事は平等原則違反


と判示された。

先進国のトレンドはそうなんだが、それを「世界の潮流」だと騒ぎ立て裁判所に駆け込むのはなあ、、、



人口比では大半、GDPでも半分程度(早晩過半以下に確実になります)しか容認されていない制度ですから、、、、無視は出来ないが迎合の必要もない。

世界の総人口の一割程度がその傾向者と言われますので制度化したければ、ちゃんと「憲法改正」の俎上に上げて議論してから主権者の総意を問えばいいし、それが嫌ならパートナー制度の法制化

安易な解釈改憲のような鵺的政治判断が、大きな禍根を残した歴史を思い起こせばいい。

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