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日本は、内閣広報官
アメリカンは、ホワイトハウス報道官
英語表現だと、どちらも「Secretary」は同じだが、その上につく形容詞が多少違います。
英語表現の正確なニュアンスの差には自信がないが、アタシ的な語彙辞書からすれば、、、
報道とは、不都合な事実を伝えること
広報とは、都合の良い事実を喧伝すること
特段優劣を論じない。立ち場により立ち位置が違うが、共通して嘘は絶対にダメだ。
お写真の報道官がやっていることは報道よりも広報に近いが、、、しかし、怒鳴る度の好みなんですかねえ?登用される方は「若い白人金髪女性」ばかりだ。
芳紀27歳でかような高官就任なんて驚天動地。無論共和党員にして、カトリックだそうな
内閣広報官もお披露目してもいいが、、、ご自身でウェブサイトを確認してください。外務省出身の京都卒のキャリア女性です。
本題は「大本営発表」のこと
決して良い意味では使われない存在だし、罪科を一身に背負わされるのは不幸としかいいようがない。
一般には「誇張あるいは矮小化や捏造による虚構」だと思われているが、必ずしもそうでもない。
太平洋戦争期の45ヶ月間において八百数十回あまりのリリースがあったと言われる。
記念すべき第一号が、、、
帝国陸海軍は本八日未明西太平洋において米英軍と戦闘状態に入れり
構文の基本である、余計な(空虚あるいは大言壮語・美辞麗句)形容詞を省いた、5W1Hに徹した簡素平明なリリースです。
以降この日には数回に亘り発表があり、逐次同様なスタイルで「何故開戦にいたったか?」も含めて戦況を客観的に伝え、この日のリリース全体で構文の基本を満足させます。
あるべき「情報開示」のお手本が大本営発表の原型。
しかしながら、戦況が一転したミッドウェーやガダルカナル以降、今までの景気の良いはなしによる戦意高揚から一転して不都合なリリースなんか、、、やれるわけがない。
それに「勝った!勝った!の紙面」は新聞の部数にも影響し、暗いはなしの紙面を作りたくないのは大メディアも同じ。戦況の真実を知りながら虚構に加担し、さらに誇張さえ行ったのだから「大本営発表」とは軍部と大メディアとの共謀犯罪行為である。
メディアサイドでなく市井人でも客観的に見ておかしいって思ったことは、様々な戦中記録で明らかになっています。
短期に多数を騙す事は出来ても、長期に多数は騙せない、、、しかし、長期に少数(最大で三割程度)の洗脳は可能である。
いわゆる、洗脳された岩盤支持層の呪縛は、、、解く努力は虚しいから無視すればいい。
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