アカデミー賞の五部門にノミネート。
なかんづく、、、作品賞とは(驚)
オスカーの世界でも当然ながら宮中席次があり、ホラーやSFはカーストの一番下。
その二つのテイストが混じり、、、あまつさえ眼を背けたくなるようなグロテスクさ(レイティングはR15)
あのギーガーが造形したエイリアンを凌駕します。
それを演じ切ったデミムーアは、主演女優賞に充分値するが、実は「二人一役」みたいな設定が仇をなし、なんだか売春婦役のガキに賞は奪われ、ノミネートにとどまった。
美貌が衰え仕事にありつけなくなり、禁断の再生医療に手を出したデミムーア。
実は「再生」というが、あの映画「エイリアン」のように母体を切り破り、衝撃的に若く美しい「第二の自分」が一週間だけの約束で生まれてくる(演じるのはマーガレットクリアー)
しかし、圧倒的な絶賛人気に酔いしれた第二の自分は今更老醜の第一の自分には戻りたくない。
処方箋を無視した投薬の結果、とんでもない事が、、、って展開
デミムーア自体、忘れられた老残の女優さんですから、自虐的にこの役を買ってでたが、賭けは成功したかにみえます、、、がどうなんだろう。
先のことは分からない
逆にマーガレットクリアーは、旬の輝きに花を添え、、、いくら頑張っても時節の花には敵わないってことだけは確かだと証明した。
今朝の教訓は、美しく老いるこそが、まことの花
だっから、、、アタシ的には「美魔女」なんてグロテスク以外の何者でもない。
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