播磨灘

 

司馬さんの黒田官兵衛を主人公とする歴史小説の
話題ではなく、めずらしくもお相撲の話題。

播磨とは、兵庫県の西半分で「兵庫五国」のひとつ
神戸は摂津の国。
播磨も大国ですが、多少格が落ちる。
しかし神戸市も、須磨垂水あたりは播磨国。
だから、ヒカルくんは須磨明石に蟄居したのよ。
摂津だと謹慎には見えないって微妙な土地勘です。


むかしなんとか新書に「県民性」なるベストセラー本があったが、そのネタ本と思われるのが「人国記」
室町時代末期にはあったようだ。
孫引きをするに、播磨人はあまり人格が宜しくない。
アタマは悪くないのだろうが小賢しく、狡いし人を出しぬきクーデターがお手の物だと、、、
あたっているかどうかは知らない...

だからか、歴史に残るその道の偉人や巨人があまりいない。
いや、一人だけいた❣️❣️

本名が山形勲
確認できる連勝記録は６４
横綱在位中負けなし（負ければ髷を切ると公言）
傲岸不遜
天衣無縫
前人未到
とかなんとか形容する四文字熟語なあまたあるが
簡単に言えば...

双羽黒
朝青龍
白鵬

を束にしたような大横綱。
シコ名は...播磨灘

大の里優勝と横綱昇進のあやかりネタなんだが、相撲界の「翔平」のような優等生はアタシが喝采を贈らなくても、、、それにどちらかというとヒールが面白い。

実は、実在の力士の醜名でもありますが、さしたる戦歴もなく引退。コミックの名前が巨大過ぎたのでしょう