2025年5月12日月曜日

男系男子

 



伝統だとか歴史だとか、、、程度の理由から旧皇室典範に明記されただけのことだと思ってます。


ジェンダーとしての男子優位は「皇位」だけに限った事ではなく地球上のあちこちで見られた事だし、単に社会的あるいは文化的概念に過ぎない。「女系や女子の排除」は旧皇室典範で初めて「明記」されたのだから歴史とか伝統とやらも、たかだか百年余りに過ぎない。本当に「タカダカ」


皇統譜に於ける皇位が最終的に「確定」したのはなんと明治だか大正の頃。

この時に、女性天皇のひとりとされてきた一番人気の神功皇后や飯豊皇女が排除された。


この時期にかようなイデオロギーが風靡したには理由がある。

倭國がガバナンスのお手本とした中華には「牝鶏乃晨」という言葉がある。書経が典拠だそうだから、正真正銘の太古から「オンナが出しゃばる(権力を握る)と良くない」という価値観であった。

実際に、西太后(清朝)や閔妃(李氏朝鮮)の有り様は、同時代的に明治政府首脳の骨髄に染み込み、過去の女性天皇を「無かった」ことにしたり、皇室典範に排除の明記により、男子男系体制を補強したのである。


しかしながら、不都合な事実は、、、、

皇祖神は天照大神ですが「女神」だとされます。

万世一系は男系による血脈の歴史を意味しますが、事の始まりは「女神」である事の折り合いはどうつけるのかな?

だから、天照大神は男神なる妄説もあります。

それに、天照大神には配偶者はいなかったようですから、次の世代である天忍穂耳は一体誰の子なんですかねえ?

はやい話が、聞こえの悪い事に非嫡出子の家系ということです。

神話的には、蒼狼や大鰐やら、、、異種でもいないより遥かにマシ。このような場合の多くは異民族との雑婚だて言われます



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