2017年9月13日水曜日

マックとマクド(2)



映画ネタが多いのですが「映画批評」を書いている訳じゃない(つもり)
マクラというかアシライです。
だからと言って、いくら知見が有っても見てもいない映画を取り上げるのは
いささか行儀が悪い、、なもんで、意識高い系な映画館で見てきました。
特段新しい発見はなかった。

当時のハンバーガーの値段が15セント
チーズバーガーだと18セント
フライドポテトが10セントで、なんとシェイクが20セント!

ちゃんとした生ミルクからのミルクシェイクですから材料原価が異様に高く、
先々粉ミルクに変更しようとして本当の創業者兄弟と軋轢を生みます。

今の価格水準でいかほどか知りませんが、
倭国では「高級なファストフード」であったことにはまぎれもない。
なんせ、タクシーの初乗り料金よりも二、三割高かった。
今もそうですが、牛肉は高関税品ですから、牛丼も同じようなものだった。


なんだかんだあって、270万ドルと口約束の「無期限の利益の1%」で
一切合切を売却してしまいますが、口約束は当然に口約束。
兄弟は騙し取られたようなものですが、アメリカンビジネスマナーからすれば、
騙された方が悪いし、口約束なんか信じる方が可笑しい。


製作に関して、マクドナルドは全くのニュートラルみたいです。
協力も妨害もしない。
これもアメリカンビジネスマナー(^.^)
まあ「真実に基づく」映画ですから文句のいいようがない。

普通ならマックの店舗で割引招待券を配るところでしょうが、
マックマニア向きのお子様作品じゃないし、
やっぱり積極的に知って欲しくない黒歴史があるのです。


一年生向きのビジネス教材としては良く出来てますから、二次利用でも
もうけが出そうです。



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