最高裁判所は司法の番人であり、司法は正義の最後の砦.....キリリと背筋がのびそうな....まあ建前の議論。
よく見る風景、冤罪らしい刑事事件やら国家賠償あるいは原発差止事案
主文朗読があれば、ただちに弁護団の一人が、駆け出し巻物とりいだし声高らかに
勝訴ならば、、、正義は勝った!
敗訴ならば、、、正義は盲しいたのか!
まるで勧進帳の一幕を観る雰囲気
露骨に...と言えば失礼だから、正直に...と言い換えますが、勝訴が正義で、勝訴判決を書いてくれる裁判官が正義の具現者なんです。勝てば官軍だし、勝てば「正義」
最高裁判所裁判官の決め方はそれぞれさまざま。絶対解はありはしないが、多少マシかそうでないか程度の違いはある。
アメリカンの連邦最高裁判事任用手続の話はさておき、州レベルの裁判官の決め方....実に面白い
大別すれば、公選あるいは任命。任命の場合の任命権者が、行政府あるいは立法府
公選の場合は任期制だが、任命の場合、終身、任期制、定年とさまざま。
どれが一番いいかはなんとも......
誰かのリーガルミステリーですが、ポリティカルサスペンスに近い。
アメリカの某州
公選制度を採用し、長らくリベラルな裁判官がその職にあり、PL事案では毎回企業サイドは煮湯を呑まされてきた。そして密かに陰謀が企てられる。
謀略は成功。企業寄りの裁判官が選挙に勝ち、その後住民側が裁判に全く勝てなくなってしまう。
謀議を企てたワルたちは嘯くのです。
ローファームや陪審員コンサルタントへの支払を考えれば選挙運動費用なんか安いもんだ!
正義は盲しいたのです....(小説ですから、破邪顕正とまではいかないが相応の勧善懲悪で幕)
倭国は憲法の規定により....実質を言えば最高裁長官も判事も宰相人事です。ミカドはイヤとは言えないお立場ですし、内閣の任命とは言え反対すればその閣僚は解任されるだけ。適否審査は十年毎に国民審査で行なう....主権者は正義の最後の守護神の選択をやっている使命感に燃えていることになっています。
to be continued
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