我々が「権力者」のはずだ。
ただし間接民主主義という制度設計だから
統治の一翼を担いたいと名乗りを上げる
名乗りを上げた中から選別する....
権利を与えられているが、それだけで充分かしら?
あるいは権利付与の制度は遺漏はないのかしら?
まず「被選挙権」
国籍や年齢、一定の犯歴とかなんとかが除外条件になる。重篤者、身障者、理非弁識能力に欠陥があっても構わない。それは選挙権者が投票行動で判断すれば済むはなし。
しかし、今の比例区はヒトではなく政党を選ぶ。名簿順位次第では統治の一翼を担うにはいかがなものかと思わざるを得ないヒトザルも選ばれてしまう現実は宜しくない。選挙区との重複立候補もまた然り。
選挙区と比例区の併用はコートの大きさだけの問題だから、構わないが、政党選択は制度の趣旨としておかしい。だって憲法の上では私的な団体である政党に関わる条項はない。
つぎに「選挙権」
除外条件は似たようなものだが、年齢条項が必要かしら?あるとするならば、高齢痴呆者に正当な主権行使ができるのか?も問うべきだ。
アタシの提案は「年齢条項の廃止」
未成年者の投票は親権者に原則代位
さらに選挙権は一律に付与するが、投票権は個人の選択...つまり都度の選挙人登録を行った者だけが投票できる。
選挙権とは「選ばない権利」も含まれる
クラシックグリースの貝殻投票制度は素晴らしい。
この人を「落としたい」って投票をやりたい。但しマイナス票の評価換算には工夫がいる。
だって人気投票の上位は不人気投票の上位でもある。
この仕組みにはあまり拘らないが、地方選挙なみにリコール制度を設けたい。つまり、当該選挙区での貝殻投票総数が至近選挙のその得票数を上回った場合には議会での除名決議に附議する....実際に除名するには特別決議を要するが、現行制度との整合性からすれば一番座りが良い。
最後に「最低投票率制度」
選挙区単位に最低投票率(例えば50%)に満たない選挙区は全員落選とし、次回の定例選挙まで再選挙はしない。
主権者の権利行使の意識の高い選挙人しか投票しない世界でその半分が投票に背を向けるとは極めて深刻な事態...つまりロクでもない候補者ばかりが並んだとか...
無風選挙なんてあり得ない。いかなる場合も真剣勝負です。
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