2020年9月28日月曜日

パスタ・マカロニ・スパゲティ

 



当時の倭国はともかく、パスタが総称で、長い麺ならばスパゲティ、短い筒状ならばマカロニだとは世界の常識だったと思うが、60年代に世界を席巻したイタリアン西部劇は、何故か世界的には「スパゲティウェスタン」と呼ばれた。しかし、倭国だけは「マカロニウェスタン」

淀川長治氏の命名らしいが、その通説的説明はかなり疑わしい。実際は「中身のない作品」だと彼は思ったからに違いない。本場ウェスタンのような「建国神話」的要素は皆無だし、教会と小学校の美形の女教師も登場しない。しかし、そう馬鹿にしたものでもなく、中身のない殺伐とした暴力的アクションではあるが、そのなかなら数多の優れた映画人を生み出した功績は歴史に残る。

実のところほとんど記憶が薄れてアマゾンプライムにもないし...嬉しいことに、場末の二番館に「続・荒野の用心棒」のデジタルリマスター版がかかったので、いそいそと....

しかしまあ、改めて中身のないスカスカ(^.^)

邦題の付け方も安直

初公開第一作が、荒野の用心棒

そして、夕陽のガンマン



あとは、続とか新とかのサブタイトルを付けたり、総当たり的組み合わせ

続・荒野の用心棒

荒野の1ドル銀貨

夕陽の用心棒

群盗荒野を疾る

真昼の用心棒.....とかなんとか(と適当に書いてみた)


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