2020年9月19日土曜日

自由は藝術を堕落する

 

ハチャトリアン

スラブ系の音楽家で、有名なのは「剣の舞」

中学校の音楽科なみの知識レベルしかないとは

進化も進歩もしていない。

知ってどうなるものでもないが、知識は邪魔にはならない。

初めて知りました!

トルコのアルメニア虐殺を逃れてジョージアに移住したアルメニアンの末裔だそうです。
共産主義的独裁政権では少数民族は虐げられるのです。
とりわけ、スターリン時代はトルコは友好国
そんな背景の中で、民族の自負と藝術のたましいに自己犠牲する音楽家のおはなし


つらつら思うんですがね....思想や信条の自由やら表現の自由ってなんか素晴らしいものをうみだしたのかなあ?
ない方が良いとまではいわない。
しかし、さまざまな制約のなかでもがきながら、産み出されたのが藝術。
法的、道徳的、社会常識的に規範から解放あるいは逸脱して初めて成り立ったのが普遍的な藝術。
だからアタシは愛知トリエンナーレに批判する似非芸術家とやらを罵倒する。
ソ連時代の映画藝術の最高峰はタルコフスキーの作品群。苛烈な弾圧なかりせば...なんて笑止千万
彼はあの苛酷な環境だから、あれだけのものをつくりだせたのです。




現代芸術の矮小性や脆弱性
いまや芸術家にたちはだかるのは、グリーキャピタリズムだけです。
ある意味で表現や思想の自由の妨げよりも恐ろしい...






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