璽とは、勾玉(玉)のことであり、印璽(印鑑)でもある。
三種の神器の勾玉から印鑑をイメージするのは困難だが、天子のお使いになる印璽は「玉」と決まっている。素材としては、翡翠、水晶、瑪瑙、、、つまり硬玉。以下宮中席次的には、金、銀、銅、木とかなんやら。つまり金印なんてのは、冊封体制下での臣下隷属の証明書であり、左程ありがたがるものではない。蕃族でも素材に序列があったかどうかは知らないが、仮にあったならば、上位に位置したと誇る事にしよう。
さて、璽なんだが、いまの三種の神器としての勾玉は、御璽、国璽のように普段使いされるものでなく、不可触な装身具のようなもの。箱に入ったままで、誰も見た事がない。本当に中身があるのかどうかも定かではないが、、、あると信じる国民の総意が皇権の正統性。
ここからは勝手な妄言綺語。
国家の社印や社長印は明治の頃に新しくつくられたものだそうだ。
この時に、玉璽にしなかった理由が判然としない。普通使いだから耐久性を考慮し、勾玉なる玉璽相当があるから金印でも苦しゅうないって(^^)
昨今は印鑑の「重み」が下降傾向。
三文判的に使い倒すからでもあるが、ここぞ!って時には真面目に使ってみよう。
曲がって押印なんてとんでもない
署名に印影がかかるように押印するのが正しい
かつての国璽御璽の取り扱いマニュアルにはかように記載されていました。
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