法律条文と判例に準拠した理性的な弁証と、エモーショナルな情理に訴える弁論&パブリックセンシティブの戦いである。
某誌の記事の一部を引用します。
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なんだかんだで百件余りの訴因で起訴されている。
アメリカンの大統領の除斥事由には犯罪歴は該当しないとされる。だから共和党の候補者となり、大統領選挙に勝ちさえすれば、後はなんとでもなる(^^)
しかし「犯歴非該」だが詳しくは調べていないが、反逆罪の類いの前科でも構わない、、、ってことにはならないと普通は思いますがねえ(ただ、今回の訴因に反逆罪はないようです)
トライアルがどんな風におこなわれるのか?
普通は12人の陪審員の評決一致(全員の意見の一致とか絶対多数)できまる。
つまり陪審員の選択の適否が勝負の分かれ目。
恣意性が無ければ、四割は共和党系の陪審員が選ばれるそうだ。さらにトランピアンが全国的に(と言っても共和党支持者だと思いますが)三割はいるとの世論調査結果。
つまり、理性や論理よりも感情や証拠能力のない情理を優先しかねない陪審員が三、四人いることになり、その連中の判断次第ということになり「有罪のハードル」はかなり高い。
そこで表には絶対に出ない「陪審員コンサルタント」の出番。
不利な候補者を選別し、忌避したり、、、あれこれいろんな手口で排除してゆく。
この辺りは、リンクの映画予告編をご覧下さい。
グリシャム原作の映画化にハズレは少ない
まあ、この一連の裁判は公開部分って面白くなくて、陰の部分の謀略が全てだということですが、残念ながら本当に見たいものは陽の目は見ない。
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