いわゆる「秋分の日」は彼岸会の中日。
前後三日を含めて彼岸会である。
この時期は、天文的に太陽と月が東西の方向にバランスし、御仏のおわしますのが、極楽浄土つまり西方浄土だから...ウンチャラカンチャラ
見てきたような嘘をつくのは講釈師だけでもない
だっから、三宝一体なんて信じない。
アタシはこの時期には墓参にはいかない。
毎日が勤行だし、ことさらに...
まずもって不正確な妄語綺語で善男善女を誑かすものではない。
この世が穢土
あの世が浄土で御仏の座す清浄な世界
その浄土は西方にあり、極楽と言う。
仏教界最大派閥の浄土宗門徒ならばそれでもいいが、
アタシは、阿弥陀如来ではなく、宇宙神である大日如来が本尊の真言宗徒、大日如来が御坐すのは密巖浄土で、極楽浄土とは言わない。
それに、悟りをひらいてしまえば、ことさらに清浄も汚濁もない。
全ては空だし、仏陀の存在する場所はどこでも浄土
下衆ばかりな喧騒な細民街でも、そこは浄土
青山はいたるところにある...とは中華の詩人も言う。
まあ、そんなこんなでノンビリと...
暑さ寒さも彼岸までだし、気候の厳しい折に墓掃除なんかは命を縮める。
この時期ばかりはと信仰心を振りかざす人々でごった返す墓園は神経が疲れる。
それに、この時期には墓花のお値段が通常の五割増し迄跳ね上がる。
理屈は色々あるが、馬鹿高い花を手向けて喜ぶようなご先祖さまを持ち合わせていないし、合理的なアクティビティは我が家の定め
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