古い話だが、マリリンモンロー来日時に江戸前の小粋な女優さんのコメント
アタシって、、、毎晩
香水を「付けず」にラジオを「つけてるわ」
座布団一枚!、、、なんですが、これはアタシの捏造です。
あるネットコラムには、マリリンが来日時の記者会見での彼女自身の発言とありますが、直ぐにバレる捏造記事。
記者会見は英語でのやりとりだったはず。
同じ「つける」でも
Turn
wear
くらい違うのだから、シャレにも掛かり言葉にもなりはしない。
昨今は、あまり「香水」が流行らないのかなあ?
体臭が少なくお風呂にこまめにはいる清潔人間にはさほど必要でもなく、典雅な懐石店に薫香芬々とマダムが登場するなら、、、塩撒いて追い返せよって。
あんまり興味はないが、パルファンとフレグランス、トワレのアバウトな定義分けくらいは解る。
しかし、王朝時代の薫香については余りにも奥が深く、、、只今勉強中だが、既に挫折寸前(^^)
当時はあんまりお風呂に入らなかったらしいから、、、くらいの知識は身についた。
眼が見えなくとも、薫り(香り)で、貴女がわかりますよって、、、ある映画でのアルパチーノのにくい殺し文句。
でも鋭い嗅覚には、逆に視覚は邪魔。
王朝美學的には、梅香は春闇に一番冴え渡る
梅が香におどろかれつつ
春の夜の闇
こそ人は あくがらしけれ(千載集 春上)
けだし和泉式部ワールドですよ
闇の奥底から微かに匂う梅香に、振り向いてもくれなくなったあの人のいつもの薫香を思い出し
尋ねてくるはずもないのに、、、、
アタシのこころは誘われるように庭先へ彷徨い出ていく
うすら寒い陽光の下の梅の花見宴なんか、倭人にはおもしろくなかったのがよく分かります。
梅園散策も夜にライトをおとして、客を入れると雅なのに、そんな洒落た梅園ってありますかねえ
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