アタシが使った中学英語の教科書にはなかったと記憶しているが、、、、シェリーの詩の一節というのは、単なる勘違い。
彼の詩は「冬来りなば春遠からじ」と訳されている。
時節としては、冬の初めと終わりくらいに違うのだが、気持ちなり気分は同じようなもの。
春一番(キャンディーズ)なんか、ウキウキしてこれ以上楽しい事はないって、でも春なのに(柏原芳恵)なんて楽曲もあるし。
どうでもいいが、彼女って芸歴40年を超えたらしいが、今上天皇は今でもファンなのかなあ(^^)
彼女のこのヒット曲は、かの「歌姫」提供作品であり、毎度の渇いたタオルをじっとり湿らす感。
別に、みゆきさんがへそまがりという事でもなくて、
それぞれに不幸(重いこころ)の春もあるのですよ。
木々のこころ 花近からし
昨日今日
世は薄曇り 春雨の降る(玉葉集 永福門院)
ものおもへば
こころの春もしらぬ身に
なに鶯の告に来つらむ(玉葉集 建礼門院右京大夫)
伏見帝の奥様で、院号宣下まで受けておられますからそんなにご不幸だったとも思えない永福門院。女院として一番歌才がおありなおひとり。
愛したオトコが当てハズレ(平重盛の次男)
和歌に優れたとされるが武門のひとりなんだから、先ずは文より武。これがまあとんでもなく女々しいのですが、草食系男子が好きなオンナもいるってこと。
建礼門院(安徳天皇の母親)に仕えたが、後追い心中をするほどでなく、その後は後鳥羽帝のところに比類なき歌才をウリに再就職。
蕾膨らみ桜や鶯の初音に、憂い心を想う時もある。
令和六年も、、、春からあまりよろしくないなぁ。
けだし、不徳のなせる技。
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