他意はないし(実はあるんだが)、、、祝日だし、我が家のケメコさまとクラシック音楽の鑑賞。
ブランデンブルク協奏曲全曲演奏(堀米ゆず子&ソリストと兵庫県立芸術文化センターオーケストラ)
このコンサートホール付設PACオーケストラは佐渡裕さんが世界中から若手演奏家を集めたアカデメイヤみたいなもので、近年「レベル」が上がったと評判だが、聴覚的にはアタシはロバの耳だし、視覚的は、、、確かにそうだ(^^)
堀米ゆず子さんは、名器グァルネリをお持ちなんだが、十年くらい前にカルネやらの手続不備でドイツの税関で密輸の疑いをかけられた。これが価値観の異なる国ならば大変な事になっただろうが、なんとか事なきを得た、、、なんて曰く付きのヴァイオリンを間近で見てみたいとか、オーケストラメンバーのビジュアル鑑賞もあるし、とんでもなく前の席を押さえた。
満員御礼は慶賀の至り
実のところ、全曲を聴くのははじめて。
一番有名なのは、、、この部分
各番とも楽器編成を大胆に変えており、多彩な協奏曲集です。
六番にいたっては、ヴァイオリンの出番がない!って協奏曲ではアタシは聞いたことがない。
二番は複数の管楽器を独奏とする。多岐多様な演奏家の見せ場をつくってあげようって(^^)
フルートやオーボエのソロは珍しくないが、トランペットが長々とセンターを張るのは、、、演奏家にとっては晴れ舞台。
藝大出身のナントカアヤコさん。
まだまだ若手だと思いますが、、、演奏が終わるや否や「無事完走!」と感極まり泣き出しそうな。
じつによくわかるし、スタンディングオベーションをしたくなった(^^)
チェロは三本なんだが、女性が二人も
両足で胴を挟みつけるような様は女性的にははしたない、、、なんて過去のはなしなんだ。
しかし、どういうわけだが、一人だけパイプ椅子。ケメコ様によればだが「芸能人の品格」なるテレビ番組では誤答をすれば座る椅子が粗末になるとか、、、
まあ、序列的に三番目がパイプ椅子なんですが、、オーケストラが舞台の上でことさらそんな差はつけないがなあ?
コンマスでも、他のバイオリニストと同じ椅子に座っているけど、、、
そうそう、チェンバロのはなし
実は生演奏ははじめてなんだが、オーケストラのラインナップに使うには音量があんなに貧相なの?
楽器としてもあまりに繊細みたいで、やたらと休憩が入るのですが、その度に調律。
ピアノコンサートでは、たまに調律を目にする事はありますが極めて稀。
全曲通じて出ずっぱりでしたから、、、ご苦労様ということでした。
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