十善戒(真言宗版)のうち、言葉文字等口に係る「慎む」べき事。
やってはならないということから「不◯◯」と唱える
弟子某甲(仏の弟子である何某は)
盡未来際(未来永劫金輪際)....
不◯◯(悪い事は致しません)、、、
云々と十回詠唱する
嘘偽りは言わない
中身のない衒学的なレトリックは使わない
乱暴粗雑な言葉遣いはしない
和を乱し混乱させるような二枚舌は御法度
至極もっともであり、戒律を守らないと冥府魔道を流離い成仏して密厳浄土(普通は極楽浄土というが、大日如来がおわしますのは密厳浄土で、極楽にいるのはその下っ端の阿弥陀如来)に行く事は叶わない、、、と言われれば、身を慎もうって(^^)
しかし「嘘も方便」とかなんとか、あるかどうかも分からない浄土や地獄を言葉巧みに説法するのは、妄語や綺語じゃないのか。天唾にも程がある。
そんな罰当たりなことは善男善女ならば口にはしない。それをいいことに、稀代の才女であるレディムラサキは嘘偽りだらけの不道徳な不義密通噺を書き散らかし、厄落しの供養をしなかったから成仏が出来なかった、、、とかなんとか、T協会なみの妄言。
それを素材にしたのが「源氏供養」
作者には諸説あるが、観音信仰のプロモーション劇ですから、観世音を本尊とする、、、石山寺がスポンサーだったかも?
さほど面白い作品とも思わないが、大河ドラマのあやかりもあるし、源氏物語の巻名を織り込んだサワリを謡いたいって、ただそれだけで、ただいまお稽古中。
実際は、全巻五十四帖の全てが出てくるわけじゃなくて、半分くらい
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