ハリウッドのサクセスストーリーの端緒は「斬新な企画」なんだが、そんなものがゴロゴロある訳はなく、たいていの製作はパート2とか続編狙い
かつては「風と共に去りぬ」の続編企画が山のようにあり、、、、小説版の定本「スカーレット」も刊行されたが、、、、
実のところスペクタクルなんだが、小説としては底が浅い(理由は長くなるから略)
森瑤子さんの名訳(超訳)にも関わらず、、、あまり売れなかった、、、みたい。世界的にはベストセラー
さて、アクショナブルな戦闘シーンが皆無の戦争映画なるものが「大脱走」
お手軽に家族でも楽しめる快作。
パート2がない方が不思議(^^)
実は「風と共に去りぬ」と同様にテレビ放映版があります。
これはこれで結構面白い。
トンネルを掘っての脱走のエピソードもありますが、主題は、ジュネーブ条約に違反して脱走兵を虐殺したゲシュタポをはじめとする戦争犯罪人を脱走の生き残り達が狩るはなし
戦後ドイツではみずからがナチス協力者の摘発をかなり苦労しながらやったのですが、冷戦対立の狭間ではその困難さはさらなり。
なるほど優秀なゲルマン民族を囲い込みする事に腐心したのは、アメリカはもとよりソ連も。「優秀な」人材は科学者だけではなくゲシュタポにも数多いたってことです。
ここで、はたと考え込むのですが、、、占領軍による戦後の倭人の人材獲得競争って皆目聞き及ばない(無論なくはない。731部隊とか、、、でも限定的)
研究開発を禁止された分野はあるのだが、三顧の礼で誰も迎えられないレベルの技術やノウハウでよくぞあそこ迄戦ったものだ、、、感心ではなく唖然としているのです。
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