特段気取って、あるいは着飾って観るようなものではない。たかがエリザベス王朝の頃の大衆演劇。
江戸期の小屋掛けの歌舞伎なんかと同じようなもの。
ヒトザルの悲喜劇、悪行、滑稽なんでもあり
名台詞と言っても当時の警句駄洒落程度だし、先輩の剽窃もあったといわれています。
同じことを言っても、シェイクスピアならば大向こうを唸らせる。
このあたりも歌舞伎に似ています。
彼の古英語には、歯が立たない。
なもんで...小田島雄志氏の対訳本にひろい読みするに...
ハムレットやらあまりに有名な四大悲劇の独白は横に置いといて
シニカルなオトコとオンナのあいだがら...
オトコは恋をささやくときは四月、
結婚すれば十二月
オンナは娘のあいだは5月、
人妻になれば空模様は一転する
(お気に召すまま 第四幕)
オンナの皮をかぶったトラのこころ
(ヘンリー六世 第三部)
だって...はオンナの理由
(出典は忘れました!)
あんまり講釈は必要ないが、最後だけはあまりなアタシ的意訳ですから
原文を
I have no other but a woman’s reason
I think him so, because I think him so.
メスザルは論理的でも理性的でもないと大劇作家が喝破したってことだが、、、あくまでも大劇作家の見解です。
でも、オスザルが論理的で理性的だと言う台詞は...知らない
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