ユートピアはトーマスモアの著作に由来する事は社会常識のレベルだが、陶淵明の「桃花源記」から桃源郷なる言葉が、、、なんてなのは多りな衒学的
しかし、ユートピアと桃源郷は似て非なる、、、どころか全く別次元の世界だ。
ユートピアは実現に向けて邁進すべき地上の楽土なんだが、シャカリキになればなるほどディストピアが生まれ民草は塗炭の苦しみを味わう、、、事を歴史は教えてくれてます。
他方の桃源郷
孟子の説く小国寡民論も似てますが、老荘思想の観念的な内心の結実であり、政治や統治のイシューたり得ない。
無為自然の内面的な境地だと思えばいいし、陶淵明とトーマスモアのスタイルの違いからしてもそう思われます。
一面の紅匂う桃畑界隈を桃源郷と呼ぶのは勝手だし、我が寒村陋屋界隈にもあります。
この辺りの桃は高級ブランドであり、法外なお値段でデパ地下や千疋屋さんに並びます。
長年の農家の労苦が身を結んだのですが、、、
あら川の桃、、、一体だれが買うのかなあ?
一番美味しい食べ方(極私的だから他人には薦めないが)を一生知らないまま(^^)
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