2024年4月2日火曜日

一気に春が来た

 



なんだかんだと言っても、はるは、桜の開花。

気分が良くなったから、言葉遊戯でも、、、、



夕暮れや

嵐に花はとぶ

とりのあすかみゆきのあとのふるさと



伏見院の御製。

歌人としては奥様(永福門院)の方が上だが、なかなかどうして、屈指の書帝でもあらせられたそうな。

和歌自体の芸術性はさておき、縁語掛け言葉を駆使したことば遊びの妙味、、、だから、勅撰集には未載。


くどくどと遊びの舞台裏の講釈はうだいから「補助線」だけ、、、


春嵐は如月から弥生にかけての突風

風に桜花は飛び(散り)

飛ぶ鳥は「飛鳥」の常套句

みゆきは御幸とも深雪とも、、、

雪むら消えの山里の寒村




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