王朝の変遷を間違わずに言えるのは凄い。
これでも簡略化しています。
三国時代が、魏・呉・蜀であることは常識だが、南北朝(五胡十六国)や五代十国をすらすらと語れるのは、、、これには平伏す。
英雄梟雄、忠臣佞臣奸臣があまた策動するさまは戦国時代(東周)や三国史に勝るとも劣らないのだが、、、まあとっつきにくい。
理由は簡単
平明流麗壮大に記した史書がないから。
三国時代だって稗史でしかない三国志無かりせば、、、戦国時代はひとえに浩瀚な司馬遷の史記が知名度を挙げている。
いくら素材が良くても腕のいいライターがいないと、、、ってはなし
かなり苦労しながら司馬光の資治通鑑を斜めに読んでます。六世紀なかばの漢王朝の簒奪皇帝である侯景の史伝。司馬光は司馬遷よりも遥かに高偏差値の学者政治家なんだが、筆力はまるで及ばない(^^)
が、誰が書いてもぐちゃぐちゃに乱れる政情を分かりやすく説明するのは至難の業。
かの侯景は出自不詳の異民族出身ながら、成り上がり最後は超短期間ではあるが、漢王を呼称、、、
中華史って、はやいはなしが、周辺異民族との抗争、宦官、外戚、エリート官僚群との血みどろの暗闘劇の繰り返し。
まったく正当化は出来ないが、中共のチベットやウィグルに対する民族浄化の背景って、四千年に及ぶトラウマに違いない、、、とキッパリ
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