壽屋宣伝部(今のサントリー)で遊名をはせたのが、開高健さんと山口瞳さん。
仕事柄、盛り場には毎日「出社」していたらしいが、不平不満で悪酔いの日々
彼のことだから、浴びるように呑んだのかも知れないが、人三化七の醜婦が注ぐ安酒ではなく、銀座界隈の然るべき社交場に高級なウィスキーと美女。
一体何が不満なんだ?
美女曰く
先生ってばあ.....水割りでよろしかったでしょうか
瞳さんは憮然としてヒトリゴト
あのなあ.....わてらサラリーマンやけど、酒を水で割る程貧乏はしとらんわ
彼の「酒呑みの自己弁護」なる洒脱なエッセイの一節であり、けだし卓見!
いまググれば73年刊行ですが、だいたいアタシが毎月お給料を頂戴して柳暗花明の巷を徘徊し始めた頃に近しい。
何故かいたく琴線に触れ、然程アルコール耐性があるわけでもないのに、、、、(^^)
酒の失敗には事欠かない日々
何時迄も馬鹿やる訳にはいかないから、早々にウィスキーは卒業し、スピリッツに転校(定番はジンの三種揃い踏み)
よる年波で、未だにジンは手元にあるが、昨今は、キンミヤに黒ホッピー(初代麦芽系ノンアルコール飲料)とは、、、軟弱の極みだ。
ホッピーは関東では高い知名度だが、関西、更に寒村陋屋界隈では皆目、、、ほんにアマゾンはありがたいなあ。箱ケースが毎週のように、吊橋を渡り峠を越えてやってくる。
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