改めて、動画配信サイトで「斜め鑑賞」
なんとも観客を馬鹿にした邦題をつけようとしたものです。アポロ計画だとさ(^^)
舞台背景はマーキュリー計画なのにタイトルにアポロ計画云々はないだろう。こんな地味な映画に足を運ぶ倭人は、マーキュリーとアポロの違い位はわかっています。
ネチズンの批判をシカトすれば興行は惨敗だったろうが、かろうじて「ドリーム」なるベタなタイトルで事なきを得た。
キング牧師の言葉の引用である事は容易に解るが俗受けタイトル。
旬の過ぎた大物俳優を脇に、ギャラの安げなアフリカン系女優を取り揃えてのローバジェット作品だが、馬鹿当たりしましたし、評論家のウケも良かった。
アメリカンの宇宙開発計画に貢献した三人のアフリカン女性の物語
地の利、天の時、人の和、いずれも彼女たちに逆風。
史実を多少歪曲しているようですが、功績に水を差すものではない。
オールアメリカンのチカラがマーキュリー計画を成功させた!と言いたい映画。
差別と闘い、勝利する.......
一隅を照らすものは国の宝だし地上の星なのです。
かなり「ホワイトウォッシュ」してるなあってけしきばむシーンが多いんですがね、、、
例えば、マーキュリーセブンの一人である宇宙飛行士のジョングレンは差別意識とは無縁でアフリカンのスタッフに親しく接し、彼女たちの能力を信頼し、CPUの軌道計算値の検算までを依頼する、、、、
このメンバーのひとりであるキャサリンジョンソンは大統領自由勲章の栄誉にも輝きました。
その意味で、一隅を照らすとか「無名の人物」とかではないのですがね(^^)
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